岡山県内有数のお茶の産地、美作市で新茶の収穫が最盛期を迎えています。
鮮やかな若葉が丘陵地一面に広がります。美作市の東部山外野地区にある茶畑です。標高約３００メートル、中国山地が望める絶景のロケーションは「天空の茶畑」とも呼ばれ、２０２４年に公開された美作市を舞台にした映画「風の奏の君へ」のロケ地にもなり話題を集めました。１．４ヘクタールの畑では生産者の黒坂浩教さんが収穫用の機械に乗り摘み取り作業に追われています。
（海田園黒坂製茶 黒坂浩教さん）
「今年は生育が良く芽がそろって、きれいに出て良いお茶になっている。うまみと香り、おいしく感じる良いところをそろえている」
新茶の収穫は６月上旬まで続き、この畑では７トンの収穫を見込んでいます。摘み取った茶葉は煎茶に仕上げられ、美作市の道の駅や岡山市内のデパートなどで販売されます。
