真夏の強い日差しが照りつけるなか、梅干しづくりに欠かせない天日干しが津山市で始まりました。
天日に干されているのは梅の里公園で6月下旬に収穫された地元特産の南高梅です。このウメは大粒で皮が薄く果肉がやわらかいのが特徴です。天日干しは塩漬けしたウメを3日3晩太陽と風にさらし旨味と酸味を引き出す伝統的な製法です。
津山市は午前8時の時点で気温26度を超える厳しい暑さとなり、作業をする人は汗をぬぐいながら約4000個のウメを丁寧に並べていました。
(津山市神代梅の里管理組合 古崎匠副組合長)
「今年は梅の里始まって以来の大豊作で、ものすごくウメが取れた。ウメパワーで暑さに耐えるよう、ウメを食べてほしい」
天日干しは8月末まで続けられ、梅干しに加工されたあと、9月上旬から津山市の「道の駅久米の里」などで販売されます。