東京・国立市で2月、進学塾塾長の男(54)が、アルバイトの10代女性を業務後食事へ誘い、カラオケ店で服の上から体を触るわいせつ行為をした疑いで逮捕された。男は記憶がないと否認しているが、警視庁は余罪について捜査している。

塾に初勤務の10代女性にわいせつ行為した疑い

15日午前9時頃、東京・小平署でカメラが捉えたのは、背中を丸め、うつむきながら歩く男。進学塾・GoTo早慶MARCH塾の経営者兼塾長を務める後藤進一容疑者(54)だ。

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後藤容疑者は2月、東京・国立市のカラオケ店で10代の塾アルバイトの女性に対し、わいせつな行為をした疑いが持たれている。

この日がアルバイト初日だったという女性は、業務終了後に後藤容疑者から食事に誘われると、2軒目に訪れたカラオケ店で事件が起こった。

店に2時間ほど滞在していた中で、後藤容疑者に服の上から体を触られたという。

後藤容疑者「記憶がありません」と否認

後藤容疑者の知人は「(後藤容疑者は)結構明るくて、ひょうきんなところもある」と言う。

しかし一方で、女性関係については裏の顔もあり、「女性関係はだらしないようなことを耳にしたことがある」と話す。

塾側は後藤容疑者の逮捕を受け、「関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」とコメントを発表した。

調べに対し、後藤容疑者は「記憶がありません」と、容疑を否認している。警視庁は、余罪があるとみて調べを進めている。
(「イット!」5月15日放送より)

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