愛知・名古屋市で6月23日、深夜の美容院に男がドアガラスを割って侵入し、わずか3分でレジから売上金約10万円を奪って逃走した。防犯カメラには、ベルが鳴っても堂々と引き出しを物色する犯行の手慣れた様子が捉えられていた。この日、同じビルの別の美容院も同様の被害があったという。

深夜の美容院に手慣れた泥棒が侵入

6月23日、名古屋市の美容院で招かれざる客がカメラが捉えられた。

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午前2時半過ぎに響く、来客を知らせるベルの音。現れたのは、ゆっくりとした足取りで歩く泥棒だ。

まっすぐに向かったのはレジ。引き出しを開けると、ライトの明かりを頼りに片っ端からチェックしている。

被害店のオーナーは「非常に落ち着いた様子で堂々としていて、手慣れているような感じ」と話す。

犯行後に撮影された泥棒が侵入したドアの写真を見ると、外から手を入れて鍵を開けるため、ガラスは最小限に割られているように見える。

「もし鉢合わせしたら…」恐怖語るオーナー

そして、店に侵入してから約3分の手際の良すぎる犯行。

レジに入っていた売上金や釣り銭など約10万円とともに、泥棒は消えて行った。

店のオーナーによると、この日、同じビルにある別の美容院でも、同じような被害があったという。

被害店のオーナーは「凶器を何か持って（ガラスを）割ったと思うので、もし鉢合わせしたら、殴られたり殺されたりする可能性もあった。非常に怖いと感じた。本当に早く出頭して、罪を償ってほしい」と話している。

警察は、売上金泥棒の行方を追っている。
（「イット！」6月30日放送より）