参政党の沖縄県連は15日会見を開き、神谷代表が10日「日本軍が沖縄の人を殺したわけではない」などと演説したことについて、「発言は自虐史観を指摘したものだ」とする見解を示しました。
参政党の神谷宗幣代表は10日、青森市での街頭演説で沖縄戦の歴史認識について「日本軍が沖縄の人たちを殺したわけではないにもかかわらず、日本軍にやられたという記述があるのはおかしい」などと発言しました。
15日沖縄県庁で会見を開いた参政党沖縄県連は、神谷代表の発言について「日本軍が悪で県民が被害者とする固定された歴史観を指摘したもの」との見解を示しました。
参政党沖縄県連 新里和也選対部長:
教訓をどう活かすのかは我々がどう考えて動いていくかというふうになるかと思う。自虐史観のままでいくのか。県民の皆様と一緒に考えていきたい
沖縄戦については詳細を把握しないまま持ち出した神谷代表の発言は軽率としながらも、県民の被害の歴史そのものを否定したわけではないと擁護しました。