地域で栽培したコメを原料とした泡盛づくりを目指して沖縄県南城市は国の「焼酎特区」の認定に向けて沖縄県との協議をスタートさせます。
泡盛などの単式蒸留焼酎の製造は年間10キロリットル以上を生産することが酒税法で定められていますが、国の規制緩和制度「焼酎特区」に認定されれば地域の特産物を原料に小規模での製造が可能になります。
沖縄の稲作発祥の地とされる南城市では地域の人たちを中心に稲作文化の復興に力を入れていて、収穫したコメを原料にした泡盛づくりを事業者が提案した事を受け、市が特区の認定を目指す方針を決定しました。
国内では現在、5つの自治体が特区に認定されていますがいずれも焼酎の製造で泡盛で認定されれば全国初めてとなります。
南城市は県とも協議をすすめ、早ければ来月の申請を目指すとしています。