群馬・桐生市で4月25日の昼間、留守中の住宅へ外国人らしき男が車で乗り付け、庭の電線やエアコンなど金属廃材を大量に盗む事件が発生した。驚くことに男は約2時間後に再び盗みにやってきて家人と鉢合わせしたという。
昼間に車で廃材を大量窃盗
群馬・桐生市で4月25日午後1時頃、カメラが捉えたのは「欲張りドロボー」だ。

被害者は「まさか昼間に窃盗犯が来るとは全く思っていなかった」と話す。
狙われたのは庭に置いてあった電線などの廃材だ。
見知らぬ車から降りてきた外国人らしき男が、迷うことなく庭の方へと消えて行った。しばらくすると、大量の電線を手にして車に投げ込んだのだ。当時、被害者の家は留守だった。
そのことを知ってか知らずか、再び庭の方へ向かい、戻ってきては盗んだものを車に詰め込んでいく。

時には大きなホースのようなものまで、車の中はもうパンパン。それでもドロボーは止まらなかった。
電線だけでは飽き足らず、エアコンのような物も運んでいた。結局10分足らずの間に11往復。最後は両手に持ちきれないほど抱え走り去って行った。
被害者:
普通ではあり得ないのでゾッとしましたね
犯人が再来も2度目は失敗に終わる
しかし、本当の恐怖を覚えるのはここからだった。

なんと犯行から約2時間後の午後3時頃、被害者の妻が家に戻った直後のこと。画面左から見覚えのある車がゆっくりと通り過ぎていく。
被害者:
また廃材を取りに来た。また戻ってきてうちの妻がいたので、そのまま何も取らないで通過していった

欲張りすぎて2度目は失敗に終わったドロボー。被害者は警察に通報し、被害届を提出したという。
(「イット!」5月13日放送より)
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