大阪市西成区の「あいりん総合センター」について、大阪市が近く解体工事を行うことが分かった。

職業安定所などが入っていた大阪市西成区の「あいりん総合センター」は、建て替えのため6年前に閉鎖されたが、その後もホームレスが寝泊まりする状況が続いていた。

そのため大阪府が裁判を起こし、去年12月、大阪地裁がホームレスを立ち退かせる「強制執行」を行った。

市によると、ことし3月に市内の業者と解体費用、約11億5000万円で仮契約を結び、今月末の議会で承認されれば、工事に着手する予定だということだ。

解体工事は、2027年3月末までに完了する計画で、跡地には新たな就業支援施設などが建てられる予定です。

(関西テレビ「newsランナー」 2025年5月13日放送)