沖縄の“ひめゆりの塔”の展示について「歴史の書き換え」などと発言した京都選出で自民党の西田昌司・参議院議員が、一転して発言を撤回し謝罪した。

西田議員は今月3日、那覇市の講演で「ひめゆりの塔」での沖縄戦に関する記述について「歴史の書き換えだ」などと発言し、その後も撤回する意思はないとしていた。
自民・西田昌司参院議員:私の発言したことは、訂正・削除したい。(3日の)シンポジウムの講演のなかで、丁寧な説明なしに、『ひめゆりの塔』の名前を出して講演したこと自体、非常に不適切だった。

そのうえで、西田議員は発言で触れたのはひめゆりの塔ではなく、別の施設の過去の展示であった可能性を示唆した。
西田議員は今後、ひめゆりの塔を訪れたい考えを示したが、自身の歴史観や沖縄戦に関する認識については変わりないとしている。
