【豆腐】
そのまま手でつぶしてまぜ込む、泡立て器やハンドブレンダーでなめらかにする、凍らせて使うなど、さまざまなレシピに登場します。

・1丁400gのものを使用(水きり、冷凍前)
・絹ごしでも木綿でもお好みでOK
・絹ごしはやわらかい食感で木綿はしっかりとして歯ごたえが楽しめます
・1丁45円ほど

<冷凍豆腐の準備>
冷凍室で凍らせて。解凍は冷凍室から出して電子レンジにかける。肉のような食感でカツや角煮に◎。

『元公認会計士が月7万貯めた かさましフライパンレシピ』から抜粋
『元公認会計士が月7万貯めた かさましフライパンレシピ』から抜粋

(1)パックの水を捨てて、耐熱の容器に移し替えて蓋をして冷凍する。
(2)冷凍室から出したら、蓋をはずしてラップをかけて電子レンジで8分加熱する。解凍がたりない場合は様子を見ながら1分ずつ追加する。
(3)あら熱がとれたら、しっかりと握るように水けをしぼる。使う前に、ぎゅーっと両手で握りしめて水けがなくなるまでしっかりとしぼるのがおいしさをつくるポイント。

最初は偏食克服レシピだった

いまでこそ、料理と節約というキーワードでインフルエンサーおよび、料理研究家として活躍するうさまるさんだが、インスタグラムを始めた当初の目標は「節約」ではなかったと話す。

次男や末娘を妊娠した際、つわりで豆腐しか食べられなくなったうさまるさん。でも、当時長男長女は豆腐が苦手で、ご飯作りが苦痛だったよう。

「初期の投稿は、子供の偏食を克服するためのレシピが中心でした。食べられるものが増えていくと、その子のためだけに料理をする必要がなくなるので、その分、節約になったかたちです。何より、みんなで同じものを食べると笑顔も増えますしね」

特に長女がお肉が苦手で、豆腐の唐揚げなら食べられるようになったため、「豆腐にちょっとお肉を混ぜてみよう」と試してみたのが、「かさまし料理」の始まりだった。

同時期に、「子供が4人になるならば、家計をイチからから見直さなければ」と一念発起する。

後編では公認会計士の経験を生かしたうさまる式家計管理術を紹介していく。

『元公認会計士が月7万円貯めた かさましフライパンレシピ』(主婦の友社)

山口あんな(うさまる)
兄弟姉妹4人のママとして毎日の食事作りに追われながら、年収の1/3を貯蓄に回す元公認会計士。子どもたちの偏食を克服するために生まれた「かさまし×フライパンレシピ」だったが、楽しみながら節約ができてボリュームたっぷり、おいしいと言われたらまた作る気になると評判を呼び、SNS総フォロワー数は20万人を超える。福岡県在住。

山口あんな(うさまる)
山口あんな(うさまる)

兄弟姉妹4人のママとして毎日の食事作りに追われながら、年収の3分の1を貯蓄に回す元公認会計士。子どもたちの偏食を克服するために生まれた「かさまし×フライパンレシピ」だったが、楽しみながら節約ができてボリュームたっぷり、おいしいと言われたらまた作る気になると評判を呼び、SNS総フォロワー数は20万人を超える。福岡県在住。