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プレスリリース配信元:INSTANTROOM株式会社

リモート案件は47.5%




2025年最新のフリーランスの「JavaScriptエンジニア案件の調査レポート」を発表します。
23,560件のフリーランスボードに掲載されている実際のフリーランス案件から作成しました。
■調査サマリー
・JavaScript案件の平均年収850万円
・リモート案件は47.5%
・JavaScript案件の占有率は全体の11.17%


■目次
JavaScript案件の平均年収
JavaScriptの案件数
JavaScript案件のリモートワーク比率
JavaScript案件のフレームワーク別動向
JavaScript案件の多い業界
JavaScript案件の職種
JavaScriptの特徴
JavaScriptで作れるもの
JavaScriptスキルの市場価値

調査対象
フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/skills-8)に掲載されたJavaScript求人案件の月額平均単価より想定年収を試算しています。
・対象期間
2024年2月1月~2025年5月7日
・対象件数:
 23,560件
※本データ引用の際のお願い
メディア掲載の際に出典先を掲載する場合は、下記を追加いただくようお願いします。
出典:フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/skills-8


JavaScript案件の平均年収
平均年収850万円(言語年収ランキング12位)



JavaScript案件の平均年収は850万円で、年収ランキングでは12位に位置しています。これは、JavaScriptがフロントエンドからバックエンドまで活躍領域を拡大し、案件数が圧倒的に多い一方で、単価面ではハイエンド志向の一部言語よりやや抑えめであることを示しています。

ブラウザ標準実装という唯一無二のポジションに加え、SPAやリアルタイム通信、PWA・モバイルアプリ開発などWeb技術進化の中心にあり、需要は年々拡大しています。フロントエンドだけでなく、型安全を高めるTypeScriptへの移行やフルスタック開発まで視野に入れられるので学習コスト以上に案件の幅が広がる点も魅力です。将来性の高い選択肢と言えるでしょう。


JavaScriptの案件数
案件数(案件比率)11.17% (案件数ランキング3位)



JavaScriptの案件は市場全体の11.17%を占めており、案件数ランキングでは3位に位置しています。Java(20.64%)とPHP(13.50%)に続く高いシェアで、フロントエンド開発をはじめ、Node.jsを用いたバックエンドやモバイルアプリ開発など幅広い領域で需要が拡大しています。

案件数が豊富なだけでなく、React・Vue・Next.jsといったフレームワークや、クラウドベースの新しい開発手法(サーバーレスやJamstack)やSPAの普及により、月額単価平均は70.8万円と堅調な水準を維持しています。JavaScriptはブラウザ標準で動作する唯一の言語であり、学習コストの低さに対して実務適用範囲が広い点が大きな強みです。

さらに、TypeScriptによる型安全性の向上やフルスタック開発へのシフトもしやすいため、将来性と案件の幅広さを重視するフリーランスエンジニアにとって魅力的な選択肢といえます。


JavaScript案件のリモートワーク比率



(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-8)

2025年5月時点でのJavaScriptフリーランス案件・求人のリモートワーク比率は、フルリモートが16.6%、一部リモートが30.9%、常駐が6.5%です。

JavaScript案件のフルリモート割合(16.6%)は、フリーランス全体のフルリモート割合(16.2%)と比較して0.4%高くなっています。一方で一部リモートは30.9%を占めており、オフィスでのデザイナーやバックエンドチームとのリアルタイム連携が求められるフロントエンド開発ならではのハイブリッド型ワークスタイルが主流になりつつあることが分かります。


JavaScript案件のフレームワーク別動向
(案件数:上位5位を抜粋)



(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-8)

JavaScript系フレームワークの中では、React・Vue.js・Node.jsなどが特に多くの案件数を持ち、市場シェアを拡大し続けています。

特にReactは13,193件と、2位のVue.js(6,440件)の約2倍に達しており、他フレームワークを大きく引き離しています。続いてNode.jsが3,726件、Next.jsが2,469件、jQueryが1,732件と続き、上位5つのフレームワークで市場の大部分を占めている状況です。

フリーランスエンジニアとしてJavaScript案件に参入する際は、まず需要の高いReactを習得することが案件獲得の大きなアドバンテージになります。また、サーバーサイド開発に強いNode.jsやSSR/静的サイト生成で注目されるNext.jsを組み合わせて学ぶことで、フルスタック領域まで対応でき、単価アップも期待できます。

(月額単価:上位5位を抜粋)



(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-8)

JavaScriptフレームワークの中でNuxtJSが最も高い月額単価を示しており、80.7万円となっています。続いてReactNativeが77.3万円、Reactが77.1万円、Node.jsが76.8万円、Next.jsが75.8万円と並んでいます。

NuxtJSやReactNativeなどの高度なフレームワークは、SSR対応やクロスプラットフォーム開発といった専門性の高いスキルが求められる分、それに見合った高い報酬が設定される傾向があります。これらの最新トレンドに対応した技術を習得することで、競合の少ない高単価案件を獲得できる可能性が高まります。

フリーランスエンジニアとして収入アップを目指すなら、市場で需要のあるReactやNode.jsといった主要フレームワークに加え、NuxtJS・Next.jsのSSR/静的サイト生成スキルやReactNativeのモバイル開発スキルを身につけることが、単価交渉で優位に立つための効果的な戦略となるでしょう。


JavaScript案件の多い業界
(案件比率:上位5位を抜粋)



(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-8)

JavaScript案件はWebサービス業界が最も多く3.87%(912件)、次いでサービス業界が3.80%(896件)となっています。ECは2.16%(510件)、通信は1.70%(401件)、SaaSは1.02%(241件)と続き、上位5業界で全体の約12.6%を占めています。

Webサービス系が多い理由は、JavaScriptがブラウザ標準言語であり、UI/UXを迅速に改善できるため、BtoC向けサービスのフロントエンド開発に適しているためです。EC分野では、ReactやNext.jsを用いた高速な購入体験の構築ニーズが根強く存在します。

また、通信やSaaS分野においても、リアルタイム通信やダッシュボード開発でNode.jsなどのJavaScriptスタックが採用される事例が増えています。
このような特徴から、JavaScriptはUIとサーバーサイド双方を担える柔軟性を武器に、幅広いオンラインサービスを支える不可欠なプログラミング言語となっています。


JavaScript案件の職種
(案件比率:上位5位を抜粋)



(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-8)

JavaScript案件の職種はインフラエンジニアが17.08%(4,023件)で最も多くを占めています。これに僅差でバックエンドエンジニアが16.26%(3,830件)、フロントエンドエンジニアが14.98%(3,530件)と続いています。上位3職種だけでJavaScript案件全体の約48%を占めており、JavaScriptがフロントエンドからインフラ領域まで幅広く利用されていることがわかります。

次いでサーバーサイドエンジニアが12.80%(3,015件)、マークアップエンジニアが10.73%(2,528件)となっています。これらの職種はバックエンド系やインフラ系と比較すると割合はやや低いものの、相当数の案件があり、一定の需要が存在することを示しています。

これらのデータから、JavaScriptはインフラ構築やサーバーサイド開発での採用が増えている一方で、フロントエンドやマークアップ領域でも欠かせない存在であることが伺えます。フリーランスエンジニアとしては、Node.jsによるバックエンド開発やクラウドインフラ運用のスキルを併せ持つことで、より多様な案件に対応しやすくなるでしょう。


JavaScriptの特徴
JavaScriptは、1995年にブレンダン・アイクによって開発されたオープンソースのスクリプト言語です。もともとはブラウザ上で動作するクライアントサイド言語として誕生しましたが、現在ではNode.jsの登場によりサーバーサイドでも利用され、フルスタック開発を実現する中心的な存在となっています。ブラウザに標準搭載されているため追加プラグインが不要で、HTMLやCSSと組み合わせて動的でリッチなUIを簡単に構築できる点が大きな特徴です。

JavaScriptの魅力は、学習しやすい文法とイベント駆動・非同期処理に強い実行モデルにあります。動的型付け言語のため変数宣言が簡潔で、DOM操作やFetch APIなど標準機能が豊富に用意されているため、初心者でもすぐに対話的なWebページを作成できます。また、npmという世界最大級のパッケージマネージャーを通じて膨大なライブラリを導入できるため、開発効率を高めやすい点も魅力です。

さらに、React・Vue.js・Angularなどのフロントエンドフレームワークや、Next.js・Nuxt JSといったSSR/静的サイト生成対応フレームワークの普及により、大規模かつ保守性の高いアプリケーション開発が可能になっています。Node.jsを用いればAPIサーバーやリアルタイム通信も同一言語で実装でき、サーバーレスやクラウドネイティブ環境との相性も良好です。こうしたエコシステムの拡大により、JavaScriptはモダンWeb開発に欠かせない言語として、今日も進化を続けています。


JavaScriptで作れるもの
JavaScriptは汎用性の高いスクリプト言語として、さまざまなタイプのWeb開発に適しています。
特に強みを発揮するのはインタラクティブなWebサイトやSPAの開発分野です。ReactやVue.js、Angularなどの人気フレームワークはJavaScriptで開発されており、これらを活用することでシンプルなウェブページから複雑なSPAまで幅広く構築できます。

JavaScriptはAPIとの連携も得意としており、FetchやAxiosを使って動的なデータ取得やリアルタイム更新機能を簡単に実現できます。また、Next.jsやNuxtなどのフレームワークを利用すれば、SEO対策も考慮した本格的なWebアプリケーションを効率よく開発することができます。

Node.jsを用いたサーバーサイド開発も可能で、Express.jsなどでRESTful APIを実装し、フロントエンドとのデータ連携を効率化できます。さらに、自動化スクリプトやCLIツールの開発も行え、開発ワークフローやシステム管理タスクの自動化にも役立ちます。

近年では、ES6以降の新機能や非同期処理の改善により、より簡潔で読みやすいコードが記述できるようになっています。こうした進化により、JavaScriptはWeb開発の現場で今後も中心的な言語として活用され続けるでしょう。


JavaScriptスキルの市場価値
JavaScriptスキルは現在のIT市場において極めて高い価値を維持しています。今回の調査では、平均年収が850万円で言語別ランキング12位、案件比率が11.17%でJava・PHPに続く3位に位置し、案件量と報酬水準のバランスに優れています。

働き方の柔軟性も魅力です。フルリモートが16.6%、一部リモートが30.9%で、合わせてリモート対応率は47.5%となっています。このような働き方により、オフィスでの対面が通常必要とされるリアルタイムなUI改善やペアプログラミングなどの共同作業も行いつつ、地理的制約を減らすことが可能になっています。

技術面では、ReactやVue.js、Next.js、Node.jsなどモダンフレームワークの普及により、SPA・SSR・マイクロサービス・サーバーレス開発まで幅広く対応できます。月額単価ではNuxtJSが80.7万円、ReactNativeが77.3万円と高水準で推移しており、最新フレームワークを習得することで高単価案件を狙いやすくなります。

業界別に見ると、Webサービス3.87%、サービス3.80%、EC2.16%、通信1.70%、SaaS1.02%が上位を占め、ユーザー体験を重視するオンラインサービス領域で特に需要が高い状況です。
JavaScriptはブラウザ標準言語で学習障壁が低いうえ、npmエコシステムが充実しており、他言語からの移行やスキル拡張を図るエンジニアにとって効率的にキャリア価値を高められる実践的な選択肢と言えるでしょう。


■「フリーランスボード」について
「フリーランスボード」は2024年より展開するフリーランスエンジニア・ITフリーランス向け求人・案件が掲載されている、国内最大級の案件検索サイトです。

現在、100社以上※1のフリーランスエージェント様(https://freelance-board.com/agents)と業務提携を行っており、検索可能な求人・案件数は21万件以上で国内最大規模となっております。
※1:案件掲載準備中エージェントを含みます。

フリーランスエンジニアやITフリーランスの皆様はフリーランスエージェントや案件サイトごとに案件検索や会員登録を行うことなく、フリーランスボード上で案件・求人情報(https://freelance-board.com/jobs)を検索しワンストップで仕事探しができます。



■サービスURL:https://freelance-board.com/


■会社概要
会社名:INSTANTROOM株式会社
代表者:代表取締役 曽根弘介
所在地:東京都渋谷区元代々木町25-6
設立 :2021年3月31日
URL :https://instantroom.studio.site/
事業 :
・フリーランスエンジニア・ITフリーランスの案件検索サイト「FreelanceBoard(フリーランスボード)」(https://freelance-board.com/
・フリーランスエージェント・SES企業特化型CRM「FreelanceBase(フリーランスベース)」(https://freelancebase.jp/
・業務委託エンジニア採用プラットホーム「EngineerDASH(エンジニアダッシュ)」(https://engineerdash.com/
・副業や転職が選べるITフリーランス求人プラットフォーム「ギョーテン」(https://gyou-ten.com/

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