落下寸前のトラックから決死の救出劇

カメラが、ロープを使った決死の救出劇の一部始終を捉えていた。

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高速道路の橋桁から、トラックが落下寸前の状態で止まっている。車内には、運転手が閉じ込められたままだ。

これは5日、アメリカ・ケンタッキー州を走る高速道路で起きた事故直後の様子を捉えた映像だ。

トラックは、高速道路の橋桁に衝突し、落下寸前の状態で止まった。トラックの運転手は自ら消防に通報し、助けを求めた。

トラックの運転手：
橋からぶら下がっている。死にたくない。

死を覚悟の運転手「この録音を家族に届けて…」

救急隊が現場に到着するまでの、緊迫の18分間。

混乱に陥ったトラックの運転手が消防の通信指令係と交わした会話の内容の一部が明らかになった。

トラックの運転手：
助けてください。落ちそう…橋から落ちそうです。今トラックの中にいて動くのが怖い。もし生き延びなかったら、この録音を家族に届けてもらえますか？

通信指令係はレスキューの方法などを説明しながら、男性を落ち着かせたという。

そして現場に駆け付けた救急隊による、決死の救出劇が始まった。救急隊員はロープを使い、空からトラックの中に閉じ込められていた運転手の救出を試みた。

救出開始から約30分、運転手は無事救助された。

運転手は病院に搬送されたが、ケガはなかったという。
（「イット！」5月7日放送より）