大阪・関西万博にて農林水産省の食品輸出プロジェクトの一環で開かれる試食展示会に、サツマイモの輸出に取り組む「くしまアオイファーム」が焼き芋などを出展した。国内外から多くの人が訪れる万博で宮崎自慢の味をアピールするチャンスだ。出展前に意気込みを聞いた。

「サツマイモ」が万博へ

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大阪・関西万博に焼き芋などを出展したのは、宮崎県串間市を中心にサツマイモの生産、加工、輸出を手掛ける「くしまアオイファーム」だ。5月7日のモバイルフード=携帯食を屋台文化と共に発信する展示会に出展。おにぎり、おでん、日本酒などと共に世界中から訪れた人にサツマイモを提供した。

くしまアオイファーム営業部 柳本大輔マネージャー:
今回お話をいただいて率直にうれしかったということと 会社として世界中にPRできる機会をいただけたなと思って大変光栄に思っている。

会場では、焼き芋やサツマイモの天ぷらを約500食分用意し、有名シェフとコラボしたサツマイモのスムージーやチップスも振る舞われた。

くしまアオイファーム営業部 柳本大輔マネージャー:
サツマイモ本来の甘さ、よりナチュラルな甘さ、かつヘルシーという所を感じて欲しいなと思っている。

くしまアオイファームのサツマイモの年間取引量は約1万トン。タイや香港をはじめ、カナダ、イギリス、ドイツ、ドバイなどに輸出し、その量は2024年7月までの1年間で約1200トンに上る。万博を訪れる世界中の人にサツマイモの魅力を発信できる絶好の機会と捉えている。

くしまアオイファーム営業部 柳本大輔マネージャー:
くしまアオイファームとしての認知度を高めていくことと、メイドインジャパンのサツマイモの認知度を高めることを目的としていきたいと思っている。あともう一つ、今回の万博を機にデータ収集を行い、今後の販路拡大につなげていければと思っている。

(テレビ宮崎)

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