長野県青木村の国道で3月24日、自動車が道路上の巨大な石と衝突する事故が発生。ドライバーは幸い軽傷で済んだが、車は廃車となった。
石は管理区域外の私有地から何らかの理由で転落したとみられ、県は石を撤去し、土地所有者に管理を指導したという。
道路に突如現れた“巨大な石”に衝突
長野県青木村の国道で3月24日午前7時前、突如車内に衝撃音が響き渡り、ドライバーを思いもよらない悲劇が襲った。
その直前、ドライバーが目にしていたのは、道路のど真ん中に鎮座する巨大な石。被害者は、「イノシシかなと思ったんですよ」と語っている。
イノシシ大の石は、なぜここにあったのだろうか。

当時、帰宅途中のドライバーは、道なりのカーブを走っていた。その時、ドライバーが回避する間もなく、巨大な石に激突したという。
事故の瞬間について撮影者は、「急に石が目の前にあって、もうダメかなと…ブレーキも間に合わずぶつかっちゃったって感じ」と話した。
衝撃で車体は跳ね上がり、カメラが大きく揺れている様子も捉えられている。

また、ぶつかった車の前方部分はくの字に折れ曲がり、10年以上乗っていた車は廃車になってしまったという。
私有地の石が道路に転落か
取材班が衝突した石の大きさについて被害者に聞いてみると、「90cmぐらいあったのかな」と振り返る。幸いにもドライバーは軽傷で、その日の夜に、巨大な石は県が撤去したという。

しかし、なぜこんなところに、巨大な石があったのだろうか。
県に取材すると、「管理区域外の民間の敷地に積み置いていた石が、何らかの理由で道路上に落下したもの。同様のことが起きないように土地の所有者に管理を指導している」とコメントしている。
(「イット!」 5月2日放送より)
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