韓国・済州島で3月、黒の逆走車が白い車と正面衝突し、ボンネットが別車両に直撃するなどの事故が発生。2人が負傷した。黒い車は約800mに渡り逆走。警察の検査において、逆走車の運転手からは免許取り消しとなるレベルのアルコールが検出されたという。
カーブの先から現れた逆走車と正面衝突
韓国・済州島で3月12日に撮影されたのは、走行中のドライバーが逃げようがない場面に遭遇し、パニックに陥る瞬間だ。

片側2車線の道路でカーブの影から突然現れたのは、逆走する黒い車だ。その直後、逆走車は白い車と激しく正面衝突した。

衝撃で白い車は浮き上がり、剥がれたボンネットが宙を舞うと、ドライバーの車に直撃した。さらに、2台の車が中央分離帯に乗り上げ、石を吹き飛ばし木をなぎ倒したという。
事故後、周辺の道路には破片が散乱し、2台の車はフロント部分が大破していた。
逆走800mの末に衝突…運転手は飲酒運転か
警察によると、黒い車を運転していた30代の男性が約800mに渡って逆走していたという。

この事故で白い車に乗っていた50代の女性が足にケガをし、逆走車の男性も意識を失ったが、現在は回復しているという。
また、警察が、逆走車の男性を血液検査したところ、免許が取り消しになるレベルのアルコールが検出されたという。
(「イット!」 4月28日放送より)
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