国土交通省香川河川国道事務所は4月23日、国道11号大内白鳥バイパスのうち、東かがわ市伊座~白鳥の2.1キロが2027年度に開通する見通しになったと発表しました。暫定2車線での開通となり、この区間の開通でバイパスの東側が国道11号とつながります。

大内白鳥バイパスは2000年度に事業化され、2014年度に最初の区間が開通しました。現在、バイパスの西側は県道の高松長尾大内線(さぬき東街道・長尾バイパス)とつながっています。

新たに開通する区間に並行する国道11号(現道)の近くには、東かがわ市役所やJR高徳線の讃岐白鳥駅などがあり、朝の通勤時間帯には渋滞が発生することがあります。バイパスの開通で現道の混雑解消が期待されます。

大内白鳥バイパス(9.2キロ)は東側の県道高松長尾大内線~国道11号までの1.2キロを残すのみとなりますが、今のところ開通時期は未定です。

<香川県・池田知事のコメント>
本日、国土交通省から、国道11号大内白鳥バイパスのうち、東かがわ市伊座~白鳥の2.1km 区間が「令和9年度に開通する見通し」との発表がありました。
国土交通省や関係者の方々のご尽力に対し、深く感謝申し上げます。
この開通により、現道の交通渋滞の更なる緩和や交通安全が確保され、高速インターチェンジへのアクセス向上や物流の円滑化、地域経済の活性化を図るなど、東讃地域の振興・発展も期待されます。
今後、早期の全線開通と4車線化の完成に向け、国土交通省に対し、全力で協力してまいります。

岡山放送
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