3月、岡山市で発生した大規模な山林火災について、大森市長はこのまま新たな熱源が確認されなければ4月11日にも鎮火を判断する考えを示しました。
(岡山市 大森雅夫市長)
「7日間以上、熱源が確認できない状況が続けば、鎮火の判断をしたいと思います」
8日の定例会見で大森市長が明らかにしました。このままいけば4月11日に鎮火の判断を行うということです。
3月23日に岡山市南区を中心に発生した山林火災では焼失面積が約565ヘクタールに上り、記録が残る中で岡山県内では過去最大となりました。
市によりますと、3月28日の鎮圧以降、新たな熱源がないか、毎日、ヘリコプターで上空から確認していて、4月4日を最後に、新たな熱源は見つかっていないということです。
市は今後、詳しい被害状況を確認し、森林の復旧や、土砂の流出の防止などについても検討することにしています。