大阪・関西万博のシンボル、「大屋根リング」で、海に面している部分の護岸の一部が崩れていることが分かった。
■【動画で見る】『大屋根リングの護岸』崩れる 海に面した600メートル

■「大屋根リング」護岸に崩落見つかる
崩落が見つかったのは、万博の「大屋根リング」の海上につくられた部分の護岸で、合わせて600メートルほどにわたる。

博覧会協会によると、2月17日からリングの内側のエリアに海水を入れる作業が行われたが、2日後に職員が巡回したところ、盛り土が崩れているのを見つけたということだ。

■風の影響で想定以上に波が高くなったことが崩落の原因か
原因について協会は、風の影響で想定以上に波が高くなったためだとしている。

博覧会協会 藁田博行施設維持管理局長:設計としては内海という前提で、やっていたので、ちょっとここまで崩れるというのは想定していなかったというのは事実です。
協会は、リングの安全性には問題はないとしていて、崩落した部分の補強工事を、4月の開幕までに終わらせるとしている。

(関西テレビ 2025年3月11日)