北海道室蘭市で、当時高校1年生だった千田麻未さんが行方不明になり、3月6日で24年が経過した。
40歳になった千田さんの捜索は、今も続いている。
行方不明から24年 千田さんの行方は?
「今話せないから、あとでかけ直す」
24年前の3月6日、友人に電話でこう告げて以降、連絡が途絶えた室蘭栄高校1年生で、当時16歳の千田麻未さん。

「ショックだったね今も見つかっていないから。どうしているのかな今でも思っている」(室蘭市民)
それから24年が経ち、千田さんは現在40歳になった。
室蘭市内で情報提供呼びかけ
室蘭市内の商業施設では、情報提供への協力が呼びかけられた。

失踪直前には、この商業施設に立ち寄っていた千田さん。
アルバイト先のパン屋にコーヒーの入れ方を習いに行こうとしていたという。
その後、バスに乗り、アルバイト先に近いバス停に到着したとみられる千田さん。
「今話せないからあとでかけ直す」
友人からの電話にこう答えて以降、連絡は途絶えた。
これまでに投入された捜査員は、のべ4万7500人以上。
「似ている人を見た」など2024年も29件の情報提供が寄せられたが、有力な手がかりにはつながっていない。

「24年経って、いまだに発見できてていない。お話があれば警察に連絡いただければ、ささいな事でいい、お父さんお母さんにも伝えてもらいたい」(捜査員)