ミャンマーに拠点を置く中国系犯罪組織に監禁されていたとみられる外国人250人以上が、タイ当局に保護されました。

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ミャンマーと国境を接するタイ北西部のターク県で12日、犯罪組織に監禁され特殊詐欺などに加担されていたとみられる、外国人260人が保護されました。

国籍はエチオピアやケニア、フィリピンなどで日本人は含まれていません。

タイ側では、100人以上の兵士と軍用輸送トラック10台以上で対応にあたりました。

保護された外国人らは、当局による聞き取りのあと母国に送還される見通しです。

タイ当局は2月6日にもターク県で61人を保護していて、詐欺拠点への対策として行っているミャンマー側への電力供給の停止や通信環境の遮断などの効果が出ているとしています。

被害者支援を行っているタイの市民グループは、ミャンマーの犯罪拠点には日本人26人を含む6000人以上が監禁されているとしています。
(「Live News days」2月13日放送より)

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