元タレント・中居正広氏をめぐる一連の報道を受け、フジテレビが27日午後4時から行った会見は、日付が変わった28日午前2時20分過ぎに終了した。

今回の会見は、参加するメディアに制限を設けず、カメラ撮影も可能な「オープンな形式」で行われ、会見場には191の媒体と437人の取材陣が集まった。

会見には辞任が決まったフジテレビの嘉納修治会長、港浩一社長の他、遠藤龍之介副会長、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の金光修社長、28日付けで新社長に選任されるFMH・清水賢治専務取締役が登壇した。

冒頭、17日に会見を行った港社長が当時の会見方法について「テレビ局としての透明性や説明責任を欠くものだった」として陳謝。

また、17日に担当役員が「第三者の弁護士を中心とした調査委員会」と発言したことについてFMHの金光社長が「曖昧な発言により、甘い調査を疑われる事態となり、調査への姿勢に疑問を生じさせた」と述べ謝罪。
また、第三者委員会の調査結果次第で「今後、社員役員の体制等々見直していくということだと思う」と述べた。

プライムオンライン編集部
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