アメリカ映画の祭典アカデミー賞に、日本からは3つの作品がノミネートされました。
23日、アカデミー賞のノミネートが発表され長編ドキュメンタリー賞に、ジャーナリストの伊藤詩織さんが監督した「Black Box Diaries」がノミネートされました。
伊藤監督が自身の性的被害を検証し、訴える姿を追いかけた作品で、世界中から高い評価を受け、30以上の国と地域で配給が決まっています。
また、短編ドキュメンタリー賞にコロナ禍の日本の公立学校で過ごす子どもたちの姿と教師の姿を描いた山崎エマ監督の「Instruments of a Beating Heart」がノミネートされました。
そして短編アニメ賞には西尾大介監督のCGアニメーション作品「あめだま」がノミネートされました。原作は、韓国のペク・ヒナ氏の絵本で少年が不思議なあめだまを通じて、心の声が聞けるようになる作品です。
授賞発表は、3月2日にハリウッドで行われます。