各地の夜空で謎の光が撮影された。元日の宮城・仙台市では、「ヘビ」のように一列に並ぶ光や、北海道・黒松内町では、空に浮かぶ6本の光が見られた。
撮影者は「UFOなのか」と不思議に感じている様子だが、これらの光の正体は何なのだろうか。
「干支のヘビの使いじゃないか」
元日の宮城・仙台市で初詣帰りの家族が撮影したのは、夜空に1列に並ぶ光。

撮影者:
これはUFOなのか、もしかしたら今年の干支のヘビの使いじゃないかとか。でも、ちょっと怖いというのが一番大きかった。

この連なる光の正体は…。

平塚市博物館の藤井大地さんに映像を見てもらうと、「スペースXが打ち上げたスターリンク衛星。『スターリンクトレイン』や『銀河鉄道』みたいで話題」と語った。

正体は、アメリカの企業が打ち上げた通信衛星だったのだ。
夜空に浮かぶ「光柱」
一方、北海道・黒松内町では、空に浮かぶ6本の光の柱が撮影された。

撮影者:
移動中、車の正面から光の柱が突然1本見られて、徐々に移動するにつれ、柱が2、3本見られた。

その正体は、読んで字のごとく「光柱(こうちゅう)」。
漁船などの光が、大気中の氷の粒に反射しておこる珍しい現象とみられる。

撮影者:
幸先がいいのか、運がついているのかな。
(「イット!」1月13日放送より)
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