中国の内モンゴル自治区で約60店舗を展開する老舗レストラン「徳順源」が4月15日、東京・池袋に日本第1号店をオープンした。

羊肉メインのモンゴル伝統料理を提供しており、ガチ中華の聖地として知られる池袋から新たなブームを生むか注目されている。
2億円の豪華内装で本場モンゴル料理
12日のランチタイム。にぎわっていた店内から音楽が聞こえてくる。
室岡大晴アナウンサー:
きれいな音色が店内に鳴り響いています。皆さん馬頭琴の演奏を聞きながらご飯を食べています。

馬頭琴とは、モンゴルの民族楽器のことだ。こちらの店は、中国の内モンゴル自治区の老舗レストラン「徳順源」の日本第1号店だ。
現地では約60店舗を展開する人気店で、4月15日、東京・池袋で日本初進出を果たした。

来店客に話を聞いた。
四川省出身客:
私の出身はチベット地区、四川省のチベット地区なんですけども、本場のモンゴルの味ですね。本当に正真正銘のモンゴル料理です。

そして、内モンゴル出身という来店客にも話を聞いた。
内モンゴル出身:
私は内モンゴル出身なので、中国にいるときからもう内モンゴルの料理が好きでした。このお店の味は完全に内モンゴルの味を再現しているので、すごくいいと思います。

いずれも本場の味と太鼓判だ。
「ガチモンゴル料理」とは一体どんな味?
そんなガチモンゴル料理。どんな味なのだろうか。
まるで一輪の花が咲いたような美しい焼売「花焼売」は、店の看板メニューの1つだ。

室岡大晴アナウンサー:
いただきます。かめばかむほど、どんどん中のラム肉の肉汁がジュワーッと出てきます。
そして、1日1000本売れるというラムの串焼き。

続いて、伝統的なモンゴル料理の1つ、羊のスペアリブ焼き。こちらは豪快に手でいただく料理だ。

室岡大晴アナウンサー:
皮がパリッとしていても中はふっくらジューシーで、とってもおいしいです。

遊牧文化に根差したモンゴル料理は、羊肉がメインで使われることが多く、味付けもとてもシンプルなものが多いのが特徴だ。
約2億円をかけデザインされたという豪華な内装について、オーナーの王笛さんはこう話す。

徳順源・王笛オーナー:
私たちのところに来て、モンゴルで食事をしているような体験をさせたい。
ガチ中華と親和性高く新たなブームに?
一体なぜ、池袋にモンゴル料理の老舗が初出店したのか。フードジャーナリストの山路力也さんはこう分析する。

フードジャーナリスト・山路力也さん:
池袋というのは、古くから現地の方が営むガチ中華の店がある街だったので、もちろん中国料理とモンゴル料理というのは違うんですけども、親和性が高いというか非常に近いポジションだと思う。

ガチ中華の聖地とも呼ばれる池袋。内モンゴルは、中国の北部の「内モンゴル自治区」のことで、伝統的なモンゴルの影響が残っている。
ガチ中華の街で始まったガチ・モンゴル料理。ブームとなるのか。

フードジャーナリスト・山路力也さん:
多種多様な料理の中の1ジャンルとして定着していくんじゃないかなと思っています。
(「イット!」5月12日放送より)
