熊本の食や観光の魅力を一堂に集めたイベント『くまもとモン×東京銀座ジャック』が、東京・銀座の百貨店や飲食店で1月8日から始まった。
「熊本のブランド力高める絶好の機会」
これは熊本県とくまもとDMCが、東京・銀座の百貨店や飲食店などに協力を呼びかけて行ったもので、その名も『くまもとモン×東京銀座ジャック』。2025年で2回目の開催だ。

オープニングセレモニーでは、熊本県の竹内信義副知事が「銀座という日本を代表する洗練された街で、熊本の魅力を発信できることは、熊本のブランド力を高める絶好の機会」と挨拶。

百貨店大手・松屋の古屋毅彦社長は「震災から熊本が元気になり、勢いが感じられてうれしい」と激励し、関係者が熊本県の人吉球磨地域で造られる本格焼酎のブランド『球磨焼酎』で鏡開きをした。

そして、和紙と糊だけで作られた金灯籠を頭に載せ踊る熊本県の山鹿市の『山鹿灯籠踊り』が披露され、浴衣姿のくまモンも一緒になって会場を盛り上げた。
熊本県産品を活用した特別メニューも
熊本県商工労働部・食のみやこ推進局販路拡大ビジネス課の河㟢陽一郎課長補佐は「くまモンだけではなく、熊本にはおいしいものがたくさんあるので、銀座を訪れる方に知ってもらいたい」と、今回の取り組みの狙いを語った。

イベントでは松屋銀座のほか、約70の飲食店が熊本県産品を活用した特別メニューなどを提供。今年は初めて『UNIQLO TOKYO』とコラボし、くまモンのオリジナルデザインのTシャツなども作ることができる。

この『くまもとモン×東京銀座ジャック』は1月21日まで開かれる。
(テレビ熊本)