テレビアニメ放送25周年を記念して12月28日からグランメッセ熊本で『ONE PIECE』の企画展が始まった。画や音、声などさまざまな角度からONE PIECEの世界を楽しめるイベントだ。

熊本地震でワンピースに助けられた熊本

12月27日は、益城町のグランメッセ熊本の会場で『ONE PIECE EMOTION』のオープニングセレモニーが行われた。

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熊本県の木村知事は「熊本地震後、ワンピースに助けられた熊本が、これからワンピースの聖地として恩返ししていきたい」と挨拶。12月28日のオープンを記念して関係者によるテープカットが行われた。

この企画展は東映アニメーションとTKUが主催するもので『ONE PIECE』のテレビアニメ放送25周年を記念して開かれる。

ワノ国編・エッグヘッド編の世界を堪能

スタートの28日には多くの人が会場に訪れていた。

会場にはほぼ等身大の麦わらの一味の像のほか、アニメの原画などが並んでいて、『ワノ国編』『エッグヘッド編』を中心としたワンピースの世界を堪能していた。

会場には、流れるようにアニメの画が並び、サンジの躍動感が伝わってくる。また、ゾロの戦闘シーンが描かれたこの1話に使われた作画は約2万枚。通常はアニメ1話分で3000~4000枚の作画が平均で、多くの作画を使うことで臨場感が生まれている。

このほか、キャラクターの名シーンを、台本を見ながら聞くことができるブースも。BGMなどはなく、声優の声のみでセリフを楽しむことができる。

『ONE PIECE EMOTION』はグランメッセ熊本で2025年1月13日まで開催される。

(テレビ熊本)

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