「おおむね390グラムで致死量」。愛媛県宇和島市の海で、天然マガキから国の規制値を超えるマヒ性の貝毒が検出されたと4月30日に発表されました。県はアサリなどの二枚貝を採取しないよう呼びかけています。

愛媛県によりますと、マヒ性の貝毒が検出されたのは宇和島市津島町の北灘湾。県の水産研究センターが4月20日の調査で、アサリなどの二枚貝にマヒ性の貝毒を蓄積させるプランクトン「ギムノディニウム・カテナータム」を、危険濃度を超えて確認しました。

このあと4月27日にこのエリアの天然マガキを採取し検査したところ、貝毒が国の規制値を上回る1グラムあたり7.7マウスユニット検出されました。

このマヒ性の貝毒の貝を食べると、食後30分程で唇や顔面のしびれ、痛みがあらわれたあと、手足のマヒが起こり、重症の場合は呼吸マヒにより死亡するケースもあるとされています。

人の致死量は3000マウスユニットとされ、今回のケースではおおむね貝の肉390グラムに相当する計算です。

ただこの毒はアワビやサザエなどの巻貝や魚、エビやタコ、イカ、海藻類には影響はなく、食べても安全ということです。

愛媛県は北灘湾に看板を立て、二枚貝を採取したり自宅で食べたりしないよう呼びかけているほか、宇和島市と漁協に安全性が確認されるまで、このエリアで採れた二枚貝を取り扱わないよう指導しています。

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テレビ愛媛
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