12月20日から開幕する全日本フィギュアスケート選手権。

初日の20日は男子ショート、女子ショートが行われる。

昨季四大陸選手権を初制覇、世界選手権初出場を果たしたのが、千葉百音(19)だ。

クリスマスツリーを前に笑顔を見せる千葉
クリスマスツリーを前に笑顔を見せる千葉
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今季は早稲田大学に入学し、練習の合間にオンラインで授業を受ける忙しい日々。

さらにスケート人生初の4連戦というハードなスケジュールの中、初出場のGPファイナルでは坂本花織を上回り2位と、勢いをつけ全日本選手権へ挑む。

自分が五輪にふさわしい選手になる

「ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に出場することが一番の目標」と語る千葉。

宮城県仙台市出身で、羽生結弦さんと同じリンクで腕を磨いてきたが昨季決意の移籍をする。

島田麻央や同学年の吉田陽菜など強豪が集う木下アカデミーへと拠点を移した。

2023年の全日本で表彰台に立った千葉百音
2023年の全日本で表彰台に立った千葉百音

新たな環境での努力が実を結び、昨シーズンの全日本選手権では2位、続く四大陸選手権で初優勝を果たし、世界選手権初代表となった。

迎えた今シーズンは、ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズン。

4月に早稲田大学に入学した千葉
4月に早稲田大学に入学した千葉

千葉に早稲田大学へ入学した理由をたずねると、こう答えた。