12月20日から開幕する全日本フィギュアスケート選手権。
初日の20日に男子ショートと女子ショート、21日に男子フリー、22日の女子フリーが行われる。
日本代表を目指して戦いに挑む選手、自身最高の演技を披露しようと挑む選手、最後と決めてリンクに立つ選手…さまざまな思いが交差する。
日本最高峰の舞台・全日本選手権で、どんな演技を見せてくれるのだろうか。
男子ショートプログラムの滑走順は以下の通り。
【第1グループ】
(1)松岡隼矢(まつおか・しゅんや)初出場
20歳/福岡フィギュアアカデミー

去年17位に終わった東日本。やっとあの舞台に出られるのか…。
『滑走屋』で磨いたスケーティングで最後の全日本を勝ち取った。
「4回転ジャンプを入れてお客さんを感動させたい」
(2)小林隼 (こばやし・しゅん)2年ぶり2回目
21歳/同志社大学

2年ぶりの全日本への切符を勝ち取り、嬉しいっていう言葉しか出てこない。
コーチも務めるお姉さんと磨いたスピンや質の高いプログラムを大舞台で魅せ、目標の「フリー進出」へ!
(3)朝賀俊太朗 (あさが・しゅんたろう)初出場
18歳/関西大学

ジュニア最終年。悔し涙から嬉し涙へ変わる魂の演技で渾身のガッツポーズ。
届きそうで届かなかった大舞台をようやく掴みました。
5年も追った3Aとともに「地元大阪で完璧な演技を皆さんに見ていただきたいです」
(4)戸田晴登(とだ・はると)初出場
18歳/東洋大学

大学入学を機に東日本に上陸。
大島チームで培われたユーモア&ジャンプ技術の成長で夢舞台への切符を獲得!
「完璧な演技で絶対にFS進出したい」
(5)菊地竜生(きくち・りゅうせい)初出場
20歳/明治大学

念願の全日本に初出場。
初のアイスショー『滑走屋』に出演し、表現力が磨かれ魅力アップ!
今シーズンも去年に引き続き姉に振付けてもらったプログラム、フリー『もののけ姫』。
自身が一度は使ってみたいと思っていたジブリ曲。菊地竜生の代名詞"トリプルアクセル"で大舞台に挑みます。
「目指すは強化選手入り」
(6)蛯原大弥(えびはら・だいや)2年連続2回目
16歳/駒場学園高校

今季挑み続ける4Tと3A2本。全日本Jr.では3Aをともに着氷させつかみ取った最後の枠。
伸び盛りのダイヤの原石!
「自分がやりたい演技ができるように」2年連続2回目の全日本選手権へ。