9月1日、台風9号に引き続き台風10号が発生しました。

予報進路図を見てみるとこの後、勢力を徐々に強めながら北上します。
そして、九州に6日(日)〜7日(月)にかけてかなり接近し、上陸する可能性があります。
このように、ゲリラ豪雨とは違い台風は事前に来ることが分かるので、どうやって災害を防げば良いのか具体的に考えていきたいと思います。

「マイ・タイムライン」…台風上陸前に考える防災計画

さて、みなさんは「マイ・タイムライン」という言葉を聞いたことがありますか?

これは、台風が上陸する前に、実際に自分で何をすれば良いのか時系列的に計画してメモをしておくことなんです。この防災計画を立てることはとても大切です。
そこで今回、天達武史気象予報士が、台風上陸4日前からできる「マイ・タイムライン」を作ってみました。

台風上陸4日前からできる対策

◆台風上陸4日前…薬と避難場所の確認

持病などがある人は、薬の在庫があるか確認してください。避難をして薬が手配できなかったり、冠水して外に出られない可能性もあるので、4〜5日分は用意しておくと良いでしょう。

それから、自分がどういう場所に住んでいるのか確認しましょう。
台風は雨が先に降り、その後に風が吹きます。そのため、4日前は雨による被害を重点的に考えます。例えば、崖が崩れないか、川が氾濫しないかなどです。
もちろん、川が氾濫する地域に住んでいる人も多いと思いますが、そのことを知っていることが大切なんです。その場合、どこに避難すれば良いのかこの日のうちに調べておきましょう。

◆台風上陸3日前…側溝や排水溝の掃除

家の周りの側溝や排水溝にゴミや落ち葉が溜まっていませんか?

実は、大規模に冠水する時は、雨だけではなく排水溝が詰まっていることが原因になることも多いんです。もし、ゴミなどが溜まっている場合はしっかり掃除をしておきましょう。そうすることで、冠水被害を少なくすることができます。

◆台風上陸2日前…飛ばされやすいものは屋内へ

上陸2日前になると雨がだんだん強くなってきます。
台風は雨が先に降り、風が後からやって来るので、上陸2日前は風で飛ばされやすいものを確認しましょう。例えば、植木鉢や自転車などは屋内に移動させて下さい。
さらに、室外機がしっかり固定されているか必ず確認するようにしましょう。
強風で倒れて壊れてしまい、この暑さの中、エアコンが使えない状況になるかもしれません。一度、設置状況を確認しましょう。

◆台風上陸前日…最新情報をよく確認

前日は、最新情報を確認しましょう。もし可能であれば、近隣の高齢者や足の不自由な人に声を掛けてください。また、停電の可能性もありますので携帯電話をしっかり充電しておきましょう。

懐中電灯をすぐ使える場所に置いておくと夜中に停電が起こったときも安心です。

「マイ・タイムライン」を作りましょう

今回は、台風4日前からできる対策をお伝えしましたが、このように事前に防災行動を考えて対策をとれば災害を防ぐことができます。
ぜひ今から、台風10号に備えてとる行動「マイ・タイムライン」を、自分なりに考えてみましょう。

(とくダネ!『あまダネ!』9月2日放送)