そんな上司に対して、舟木さんが勧めるのが“トリセツ”を考えること。
グレーゾーンの人たちは、特性の影響で「これを言うと相手は傷つくかもしれない」と想像することが苦手だったり、衝動的に発言したりすることもある。

そのため、同僚と話し合って「どんなことで怒るのか」「コミュニケーションを取りやすい話題はあるか」といったことを共有するだけでも、対処はしやすくなるそう。
上司と仲が良い社員がいるなら、間に入ってもらうか一緒に話すのもアリだ。
直してほしいことは「提案」する
もし、上司の“苦手で難しいこと”で仕事が滞っているなら、機嫌の良いときに「こんなフォローができそうですが、どうでしょうか」と提案してみてもいいという。

「近くにいると、こうしたことで怒るんだ、喜ぶんだと分かってくるはずです。人事に相談できそうなら『どう接したらいいでしょうか』と聞いてみても良いでしょう」
どうしても耐えられないなら、部署や配置を変えてもらうことも選択肢のひとつだ。