お正月の定番といえば「かまぼこ」。

おせち料理やお雑煮に欠かせない食材だが、そのアレンジ方法もバリエーションに富む。

紅と白のかまぼこを交互に盛り付けるだけでも美しいが、より華やかにしたい時は「飾り切り」がおすすめだ。

かわいい飾り切り(提供:紀文食品)
かわいい飾り切り(提供:紀文食品)
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かまぼこの“弾力”を生かして作る動物や花の「飾り切り」は、一見難しそうに見えるがやってみると意外と簡単!

お祝いの席が笑顔に包まれること間違いなしの、“デコかま”の作り方やかまぼこを板から外す裏ワザなどを、紀文食品・広報担当の村田真由香さんに教えてもらった。

(おせち料理の「いわれ」とお洒落な“ワンプレートおせち”の作り方はこちら)

刃ではなく「峰(背中)」を使って

かまぼこの飾り切りを紹介する前に、かまぼこを板からストレスなく外す方法を確認しておこう。

峰を差し込むと簡単に外れる(『紀文がかなえるちくわ・はんぺん・かまぼこの楽しい世界』より)
峰を差し込むと簡単に外れる(『紀文がかなえるちくわ・はんぺん・かまぼこの楽しい世界』より)

「かまぼこを板から外す時は包丁の刃ではなく『峰』の方を使います。刃だと身の部分が板に残ってしまうことがありますが、峰を板とかまぼこの間に斜めに差し込むときれいに外れます」

かまぼこは立てて置き、左手でかまぼこの板を押さえながら包丁の峰を板に沿うように下ろすとスルッと外れるという。

また、残ったかまぼこは板の上にのせてラップにくるんで保存するとおいしさがキープできる。

2025年の主役「へび」

ここからはおせち料理が一気に華やかになる飾り切りの作り方を紹介しよう。