自宅で妻を殺害したとして起訴された元長野県議会議員の裁判員裁判が10月16日から始まる。弁護側は「事件当日、被告は自宅に行っていない」と無罪を主張する方針で、被告が犯人かどうかという「犯人性」を争点に審理することになる。
自宅兼酒蔵で妻を殺害したとして起訴
殺人の罪で起訴されているのは塩尻市の元県議丸山大輔被告50歳。
起訴状によると、丸山被告は2021年9月、塩尻市の自宅兼酒蔵で妻の希美さん当時47歳の首を何らかの方法で圧迫し、殺害したとされている。

「被告が犯人かどうか」
長野地裁によると、裁判の争点などを整理する「公判前整理手続き」が10月1日までに終わり、争点は「犯人性」になった。「被告が犯人かどうか」を審理する。
弁護側は事件当日、丸山被告は議員宿舎にいて現場には行っていないと「無罪」を主張する方針だ。

裁判は10月16日から始まり4つのテーマごとに検察・弁護側が主張するという。
判決は12月23日で、23日間の審理が予定されている。
(長野放送)
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