長崎県大村市の豊かな自然が生み出す旬のフルーツを贅沢に使った「おおむらパフェ」が誕生した。美味しさだけでなく、健康にも配慮した新しいご当地スイーツは、まさに「キレイになる」がコンセプト。大村の魅力を凝縮した一品に、地元の期待が高まっている。
「ガラスの砂浜」をイメージした贅沢なパフェ
秋はシャインマスカットなど旬のフルーツが入った贅沢なパフェ。
この記事の画像(7枚)ソフトクリームの上には大村の観光名所・ガラスの砂浜をイメージしたザラメが振りかけられた「OMURAキラキラパフェ」。
他にも、グラスを逆さまにしてトロリと流れ出るフルーツやクリームがパンケーキに染み込む、驚きも加味された「逆さまパフェ」など、見るだけでもワクワクする「おおむらパフェ」がこのほど誕生した。
若い女性をターゲットに「キレイになる」仕掛け
「おおむらパフェ」の特徴は、単に美味しいだけではない。若い女性をターゲットに、「キレイになる」をコンセプトに掲げている点だ。
砂糖を入れたクリームや小麦粉を使った焼菓子などは極力使わず、ヨーグルトや豆乳などを食材にすることで、糖質を25%から50%ほど減らしている。
これは、大村市が“キレイに溢れたまち”であることを反映している。真円真珠の発祥の地であり、カラフルな「ガラスの砂浜」や、「オオムラザクラ」に代表される20種類以上もの桜が咲く「大村公園」など、美しい景観に恵まれた大村市。その魅力をパフェにも込めたのだ。
一年中楽しめる旬のフルーツパフェ
大村市は全国屈指のフルーツの産地でもある。イチゴ、桃、ぶどう、梨、栗など、一年中新鮮なフルーツや野菜が育つ。「おおむらパフェ」は、これらの旬のフルーツをフレッシュなまま味わえる贅沢な一品となっている。
おおむらスイーツ開発協議会の山口成美会長は、「たくさんの事業者に広めていきたいし、今ない果物、スイーツに合う果物も、種をまくことから苗を植えることから一緒になって取り組んでいきたい。」と意気込みを語った。
美味しさと健康を両立
「おおむらパフェ」の開発には、健康面への配慮も見られる。
GI値(Glycemic Index)の低い食材を極力使用し、果物本来の栄養価を生かしている。果物には体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康を維持する抗酸化作用を有する栄養成分が多く含まれているという。「果物は太りやすい」というイメージを払拭し、美味しく健康的なスイーツとして「おおむらパフェ」は開発された。
大村の魅力がギュギュっと!珠玉のパフェ
「おおむらパフェ」は、大村市内の5つのレストランやカフェで提供が開始された。
価格は800円から1,500円程度。長崎空港や西九州新幹線「新大村駅」を有する利便性の高さも相まって、大村市の新たな魅力として「おおむらパフェ」が注目を集めそうだ。
旬のフルーツの美味しさと、大村市の魅力が詰まった一品を、ぜひ味わってみてはいかがだろうか。
【基本情報】提供場所:大村市内5つのレストランやカフェ■茶菓房 野の実(大村市東野岳町1054)■パティスリー HAJIME(大村市桜馬場1-436-1)■Rom café(大村市杭出津2-697-4)■プリン専門店 mojito(大村市富の原2-207-1)■おおむら夢ファーム シュシュ(大村市弥勒寺町486)
(テレビ長崎)