自民党総裁選のその先、衆議院の解散総選挙に向けた動きだ。公明党の山口那津男代表が、8月19日に熊本市内で街頭演説を行い、今後も政権与党として「役割と責任を果たしていきたい」と述べた。
山口代表「公明党が改革をリードした」
9月の自民党総裁選の後、行われる可能性がある衆議院の解散総選挙について、公明党・山口那津男代表は「衆議院選挙はいつあるかわからない。公明党が決めるわけにもいかない。しかし、いつ何時あったとしても公明党は全力でがんばる」と述べ、含みを持たせた。

8月19日午後に熊本市東区の秋津中央公園で衆議院・比例九州ブロック選出の党所属国会議員と一緒に街頭演説に臨んだ。

この中で山口代表は自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる、裏金問題を受けた政治資金規正法の改正について、パーティー券購入者の公開基準額の引き下げなど「公明党が改革をリードした」と強調した。

山口代表は「公明党が与党にいれば、自民党はやはり公明党の言うこと、それは国民の声があるから、それを国民に向かってちゃんと態度を示さなければならない。そこで決断が生まれてきた」と話した上で「今後も政権与党として責任と役割を果たしていきたい」と述べた。
(テレビ熊本)