読者がスタイリングを体験!

「年齢とともに髪が細くなったせいか、湿気が多い夏はうねりが出る」と話すのは、会社員で一児の母でもある下田いずみさん(45)。特に毛先が気になるそうで、「朝セットしても昼にはパサパサになることも…」

スタイリングを実践した下田いずみさん(45)。まとまりのいい髪に!
スタイリングを実践した下田いずみさん(45)。まとまりのいい髪に!

上記で紹介したダメージケアと保湿を重視したスタイリングを実践してもらうと、まとまりのいい髪に!「すぐできるから、大好きなダウンスタイルを楽しめます」と喜んでいた。

こんな時はどうする?“パサ髪”解消Q&A

広瀬さんと、毛髪診断士でへアリストの余慶尚美さんに、パサついた髪に悩む読者から寄せられたギモンにこたえてもらった。

Q:パサパサ髪を防止するために、アレンジでやってはいけないことは?
A:同じところを結んだり、分け目をつけるのはNG。
「暑いと、髪をまとめがち。ただ同じところで結ぶと、分け目ができて地肌がやけることも。分け目は時々変えて」(広瀬さん)

Q:シャンプーは毎日しない方が髪がパサつかないと聞いたけど本当?
A:汗でベタつく夏は毎日洗うのが正解!
「汗ばむ夏は、健やかな頭皮環境を保つ意味からも毎日洗って。なお、睡眠中に細胞が生まれ変わるためシャンプーは夜に」(余慶さん)

Q:夏終わり、抜け毛がひどくなっている気がします
A:8~10月は「抜け毛」の季節。
「自然脱毛が多い時季なので心配せず、髪にいい〝タンパク質を含む食品〞を食べて。抜け毛がひどいなら皮膚科で相談を」(余慶さん)

出かける際のパサパサ髪予防には、髪に使えるUV機能付きのアイテムが有効!
出かける際のパサパサ髪予防には、髪に使えるUV機能付きのアイテムが有効!

Q:出かけるときにパサパサ髪を予防する方法はありますか?
A:UV 機能つきのアイテムを取り入れて。
「最近は髪にも使えるUVスプレーが豊富。外出時に活用を」(余慶さん)。「分け目がある人は頭皮にもUVケアを」(広瀬さん)

Q:ヘアオイル、ヘアミルク、ヘアスプレー…大量のアイテムをどう選べばいい?
A:髪質となりたいスタイルで使い分けて。
「主にオイルは髪が太い人&束感を出したいとき、ヘアミルクは自然にまとめたいとき、スプレーは動きを出したいときに」(広瀬さん)

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ESSE (エッセ) 2024年9月号

【広瀬あつこ】
女優やモデルなどに頼りにされるヘア&メイクアップアーティスト。40~50代女性の悩みを簡単に解決できるわかりやすい指導法も人気。著書に『スマイルメイク』(世界文化社刊)

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