パリオリンピックでメダル獲得が期待されている競技の1つがスケートボード。そんなスケートボードを乗りこなすキッズが石川県内灘町にいると聞きつけ会いに行った。
スケートボードを乗りこなすのは3歳の男の子!
内灘町にある「AKAKENPARK(アカケンパーク)」大人から子どもまで幅広い年代がスケートボードを楽しんでいる。その中でも特に目を引くのがオレンジの服を着た男の子、宮林洵(みやばやししゅん)くん。年齢はなんと3歳!

スケート歴はわずか半年ほどだが、高いところからも軽々と降りていく。スケボー歴40年以上、このパークの代表を務める赤田さんもその実力を認めている。「すごいと思います。会員さんにも3歳の子はたくさんいますけどその中でも群を抜いています。とにかくニコニコしながらやるんです。本来なら高いところから降りるのは怖いんですけど『アカケンさん見て!』って呼びに来てニコニコ笑いながら降りちゃうんです」

姉の練習についていくうちに夢中になり…
そんな洵くんがスケートボードを始めたきっかけは姉の存在だという。父の隼平さんによると、姉・渚さんもスケートボーダー。姉の練習についていくうちに2歳の終わりくらいからスケートボードに乗りたがるようになり、今に至るという。今ではほぼ毎日このパークに通っている。

一方、板に乗っていないときの洵くんはというと…まだまだ3歳の男の子。2人のお姉ちゃんが大好きな甘えん坊だ。父、隼平さんは「スケボー以外の時は赤ちゃんみたいな感じかな。ここに来た時だけかっこいい感心しますね」と話す。

将来の夢は?
同じパークには東京オリンピックのスケートボード女子ストリートで銅メダルを獲得し、パリにも出場する中山楓奈選手もいる。洵くんの夢もやはり…?本人に聞いてみた。「将来は何になりたい?」にっこり笑った洵くんは言った。「きょうりゅう」