もちろん、これらの能力が無意味だという話ではなく、いずれもあなたのコミュニケーションを確実に楽にはしてくれます。

話術や論理性はコミュニケーションへの重要度が低い(画像:イメージ)
話術や論理性はコミュニケーションへの重要度が低い(画像:イメージ)

しかし、人としての根本的な魅力を高めたいなら、ルックスの善し悪し、性格の明るさ、話術の巧みさなどよりも、もっと考えるべきことが他にあるのです。

コミュニケーションにおいて「伝え方」は重要

このポイントを理解すべく、多くの人がコミュニケーションについて抱きやすい3つの勘違いを見てみましょう。

勘違い1:「伝え方」にこだわる。
勘違い2:「ボディランゲージ」にこだわる。
勘違い3:「見た目の良さ」にこだわる。

1つめに押さえておきたいのが、相手に伝えたいメッセージの内容や表現方法は、コミュニケーションにおいては重要度が低いという点です。

人としての魅力はルックスより大事なことがある(画像:イメージ)
人としての魅力はルックスより大事なことがある(画像:イメージ)

誰かに自分の意思を伝えたいとき、私たちはつい「論理的なメッセージ」「巧みな言い回し」「流暢な話し方」などにこだわりたくなります。

「伝えたいメッセージは4行にまとめよ」「主張はモレなくダブりなく」「言いたいことは結論から提案せよ」のように、論理やレトリックの重要性を説くアドバイスもよく耳にするところです。