岩手県矢巾町の「煙山ひまわりパーク」では、約20万本のヒマワリが咲き誇り、夏の絶景を楽しむ人々でにぎわっている。写真映えする花畑やヒマワリの迷路が話題となり、家族連れや観光客が季節の風景と特別なひとときを楽しんでいる。
広大な敷地に咲き誇る黄色の絨毯
矢巾町の煙山ひまわりパークには1.6ヘクタールという広大な敷地に約20万本のヒマワリが咲き、見頃となっている。
矢巾町の産業観光課によると、2025年は気温が高かったため、2024年より3日早く開花したという。

8月13日の岩手県内は高気圧に覆われた影響で晴れ渡り、絶好のお出かけ日和となった。
訪れた人々は日傘をさしたり帽子を被ったりと暑さ対策をしながら、鮮やかな黄色の花々を背景に写真を撮って楽しんでいた。
ヒマワリの迷路で大冒険!
敷地内には2024年に引き続き、ヒマワリを使った迷路も登場している。
このヒマワリの迷路は、大人の背丈と同じくらいの高さのヒマワリで作られていて、子どもから大人まで楽しむことができる。

盛岡市から訪れた2歳の男の子も迷路に挑戦していた。
先に迷路に入ったお兄ちゃんたちを探す様子が見られ、ヒマワリの壁で作られた迷路は子どもにとっては大冒険となっている。

その後、無事に2人を発見した男の子は、お兄ちゃんたちと迷路を走り回って楽しんでいた。
夏の思い出づくり
パークを訪れた人々からは、様々な感想が聞かれた。
盛岡市から来た人は「きれい。黄色くて全ての花が開いているところ」と感動を語った。
また別の人は「夏にしか見られないヒマワリを写真も撮れたので楽しかった」と満足げに話していた。

中には浴衣姿で訪れる人もいて、「夏にしか着られない浴衣。貴重な休みなので思い出にと思って浴衣を着た」と夏らしい装いで思い出づくりを楽しんでいる様子だった。
(岩手めんこいテレビ)