天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、能登半島地震の被災地での救護やボランティアについて、日本赤十字社から説明を受けられた。
8日夕方、両陛下は長女の愛子さまとともに、お住まいの御所で日本赤十字社の清家篤社長や現地に派遣された医師と看護師から、救護活動やボランティアについて約1時間半にわたり説明を受けられた。
側近によると、ご一家は地震発生直後からの現地での活動をまとめたビデオを見たあと、時折メモを取りながら、心のケアや給水ユニット、ボランティアなど、さまざまな活動について耳を傾けられた。
そのうえで、珠洲市や輪島市に派遣された医師や看護師に対し、ご一家は「実際の活動はどういう状況でしたか」、「心のケアや被災者の思いをどうくみ取っていましたか」などと質問を重ねられたという。
また、支援する側の苦労についても尋ね、ねぎらいの言葉をかけられたという。
ご一家は被災地の状況に深く心を痛め、2月にも気象庁長官などから説明を受けられていて、両陛下は3月下旬に石川県を見舞われる方向で調整が進められている。
愛子さまは日赤への就職が内定しているが、東日本大震災の復興支援のボランティアに参加した友人から話を聞いたことが就職を希望したきっかけにもなっていたという。
最近、陛下が側近に明かされた。
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