政治学者で防衛大学校長も務めた五百旗頭真さんが、兵庫・神戸市内の病院で亡くなった。80歳だった。
五百旗頭真さんは1943年、兵庫・西宮市に生まれ、京都大学で政治学などを学んだほか、1981年に神戸大学教授に就任、東大の客員教授などを歴任し、日本の政治外交史の研究を続けた。
また、1995年の阪神・淡路大震災で自身が被災した体験から、東日本大震災や熊本地震の復興に関する有識者会議の議長を務めるなど、防災や災害復興に尽力した。
関係者によると、五百旗頭さんは今週、体調が急変し、6日に急性大動脈解離で亡くなったという。