京都市立芸術大学の田島達也教授が、学生たちの非常にユニークなレポートを紹介した。
例年、独創的な方法のレポートが提出されているが、2024年は粘土板に刻まれた「くさび形文字」のレポートなどが提出された。

レポートが年々エスカレート

あなたは、こんなレポートを見た経験はあるだろうか。

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フォーチュンクッキーの中に仕込んで、全部食べないと読めないレポートや、一見は木彫りに見える伝書鳩のクルックーちゃんに託し、足にくくりつけた筒の中に忍ばせたレポート。赤外線を使わないと全く読むことができないレポートなどなど。
これらのレポートは、実在するのだ。

受け取った京都市立芸術大学の田島達也教授は、毎年手紙形式でレポートを書くという課題を出しているが、さすが芸術大学の学生たち。

田島教授:
レポートは手紙の形ならいいですよと言っているが、逆に「押すなよ、押すなよ」みたいな感じで…

2020年、焼き物の皿に描いたレポートが届いたことをきっかけに、年々エスカレートしてきた。                    

2024年、一番苦労したのが、粘土板に刻まれたレポート。5000年以上昔のメソポタミア文明で使われた「くさび形文字」だ。

「見た目とのギャップがすごい」

1時間ほどかけて読み解いた内容は、どのようなものだったのだろうか。

「高校時代に読んだ漫画の話などが書いてあって、見た目とのギャップがまたすごい」と田島教授。
今後、作品展などで展示したいという。
(「イット!」 3月1日放送より)

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