世界ジュニアフィギュアスケート選手権は3月2日、大会4日目の男子フリープログラムが行われ、今季ジュニアGPファイナルで優勝した中田璃士(なかた りお・15)が、トータル229.31点をマークし、ショート5位から見事に追い上げ2位表彰台入りを果たした。

首位との差2.98点で後半のフリーを迎えた中田は、冒頭の4回転トゥループの着地が乱れたものの、その後はトリプルアクセル+3回転トゥループのコンビネーションなど、ジャンプを次々と決め、スピード感あふれる演技を披露。優勝との差は1.44点にまで迫る銀メダルとなった。(ショート77.60点+フリー151.71点)

今季全日本ジュニアを制した中村俊介(18)は、ショートプログラムで出遅れ10 位からのスタートとなったが、フリープログラム演技冒頭の4回転トゥループをクリーンに着氷。続くトリプルアクセル+2回転トゥループのコンビネーションも成功させ合計215.46点で4位に入った。(ショート72.85点+フリー142.61点)

ユース五輪出場で今季躍進中の垣内珀琉(かきうち はる・17)は16位からの巻き返しを狙ったがトータル192.82点で17位。(ショート65.49点+フリー127.33点)

優勝はトータル230.75点をマークした韓国のソ・ミンギュ(15)。ソ・ミンギュはジュニアGPトルコ大会で今季ジュニア・世界1位の得点をマークした韓国のエース。(ショート80.58点+フリー150.17点)

本田真凜が全力取材!「世界Jr.フィギュア」
3月10日(日) 深夜2時50分放送

フィギュアスケート取材班
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