静岡県の駿河湾で「ゾウクラゲ」と呼ばれる透明な生き物が撮影され、SNSで話題になった。
ゾウクラゲは巻き貝の仲間で、外側はプニプニ、内側は硬く、太平洋の広い範囲に生息し、冬にはまれに港に現れるという。
長い鼻のような姿
手のひらの上で、くねくね動く透明な生き物。

小さな黒い2つの目が左右に動く。長い鼻のようなものもある。
名前は「ゾウクラゲ」。
撮影したのは、深海生物などを研究している男性。
静岡県にある駿河湾の漁港で見つけたという。
この動画は、SNSで2400万回以上表示され、「ゾウすぎる」などと話題になった。
長く伸びた先が口
「ゾウクラゲ」というと、クラゲの仲間のようだが、実は違った。

ゾウクラゲを撮影した「あらかわちゃんねる」さんは、「見た目からは想像が難しいが、巻き貝の仲間。外側はプニプニ、内側はしっかり硬い。クラゲでもなく、ほかの生き物でもない独特な感覚」と話している。

ゾウの鼻のように長く伸びた先が口だといわれているとのこと。
太平洋の海面近くから深海まで幅広い場所に生息し、冬の寒い時期、ごくまれに港に現れるという。
(「イット!」 2月28日放送より)
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