アメリカ大統領選挙の共和党候補者選びで24日、ヘイリー元国連大使が、トランプ前大統領に対して敗れながらも撤退しない姿勢を示した。
彼女は反トランプの支持を集め、莫大(ばくだい)な選挙資金を得ているが、献金団体の1つが資金を停止したと報じられている。
反トランプの立場を鮮明に
アメリカ大統領選に向けた、共和党の候補者選び。

トランプ前大統領の前に、連戦連敗のヘイリー元国連大使だが、撤退する気配を見せていない。
24日、サウスカロライナ州で、ヘイリー元国連大使は「私はこの戦いを決して諦めない。国民の大多数は、トランプ氏とバイデン氏を支持していません」と演説を行った。
しかし現地のメディアは、そのヘイリー氏に異変が起きていると伝えている。

そもそもヘイリー氏は、なぜ負けても戦い続けるのだろうか。
理由の1つに考えられるのが、「反トランプ」の立場を鮮明にしたことだ。
ヘイリー氏を支えているのが、豊富な選挙資金。
反トランプの富裕層が次々と寄付し、1月だけでも25億円を集めたと報道されている。
献金団体の1つが資金を停止
ところがここに来て、頼みの綱の選挙資金に新たな動きがあった。

アメリカの主要メディアが、巨額の寄付を続けてきた献金団体の1つが、資金を停止したと報じたのだ。
継続か撤退か、次の節目「スーパーチューズデー」の大勢は、日本時間の3月6日午後には判明する見込み。
(「イット!」 2月27日放送より)
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