兵庫医科大学が献体の遺骨を6年半以上返還していなかったために、遺族が損害賠償を求めていた裁判で、神戸地裁は原告に150万円支払うよう命じた。

■遺族に連絡することなく6年以上大学に遺骨を安置

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代理人の弁護士によると、兵庫医科大学は2014年に死亡した高橋純一さんの遺体を献体として提供されたが、遺族に連絡することなく6年半以上大学に遺骨を安置していた。

宝塚市に住む高橋さんの娘（66歳）は、2022年2月、大学の不誠実な対応で大きな精神的苦痛を負ったとして慰謝料1000万円を求める訴えを起こしていた。

27日の判決で、神戸地方裁判所は原告に150万円を支払うよう命じた。

関西テレビ

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