自民党の政治資金問題を巡る与野党の攻防が激しさを増している。衆議院の政治倫理審査会を公開するかについて双方の溝が埋まらず、予定されていた協議が延期となった。最新情報を福井記者が中継でお伝えする。
この記事の画像(7枚)福井記者:
公開を巡っての協議が折り合えず、結論が持ち越しとなっていた政倫審。きょうも午前11時から開く幹事会を予定でしたが、事前の調整で歩み寄れなかったことで延期となっています。
立憲・笠国対委員長代理:
一切、公開するか否かについての溝は埋まっていない。もし非公開であるとすれば、これは説明責任を果たしたことには一切ならないんじゃない。
福井記者:
報道陣も含めた完全公開を求める野党側に対し、自民党の幹部の1人はきょうも「本人の意向が原則だ」として、否定的な見解を示していました。
一方、出席を申し出た5人の中に、公開に前向きな議員がいることがわかりました。
福井記者:
ただ、自民党は「公開・非公開は全員統一しないといけない」として、冒頭のみ報道陣にも公開する案なども視野に、折り合いを付けたい考えです。
福井記者:
一方、野党側は、予算委員会への二階元幹事長らの参考人招致を要求するなど攻勢を強めています。
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