今、韓国で話題のスイーツが秋田に登場した。SNSを中心に話題になり、人気が出始めているスイーツ「ねこプリン」だ。このネコが、秋田市の菓子店では、県民おなじみの動物の形にアレンジされ提供されている。癒やされること間違いなしのスイーツの魅力に迫る。
韓国で話題のプリンを参考
1967年創業の秋田市の「旭南高砂堂」で、2月6日に販売を開始した新商品が「秋田犬ぷりん」だ。茶色い耳に、やさしい表情、ぷりんとしたお尻は、まるで秋田犬の丸まったしっぽのようだ。
この記事の画像(8枚)旭南高砂堂・塚本高代表取締役:
韓国ではやっている「ねこプリン」を紹介してくれた人がいた。試しにやってみようと、ただの思いつきでやった。うちのプリンは、プリンカップに入れてちょっと硬めなので、それからみるとぶるぶるしているのは意外性があって良いと思う
「秋田犬ぷりん」は、ネコ型のカップにプリン液を流し込んで作られる。中にはキャラメルプリンを入れ、冷蔵庫で3時間ほど冷やす。固まったらゴマ、大納言小豆などで顔を作り完成だ。
これだけでも、とってもかわいらしい「秋田犬ぷりん」だが、さらに楽しめる方法があるようだ。
旭南高砂堂・塚本高代表取締役:
まず全体を眺めて、そして揺らしてみて、フォーク・ナイフを入れるのがいいんじゃないかと思う
実際に揺らしてみると、まるで躍る秋田犬!ノリノリでダンスをしているようだ。
2匹並べてみると、のんびりと散歩しているように見える。
これからのお菓子は“かわいい”もキーワード
「秋田犬プリン」はすべて手作業のため、1日に作れるのは最大で66個。揺れ方や顔は、一つ一つに違いがあるのも魅力の一つだ。
食べるのがもったいないが、佐藤愛純アナウンサーが実食。
ぷるぷるというよりむっちり。卵のコクがしっかりと感じられる。食べ進めるとキャラメルプリンが入っているので、そのほろ苦さと甘さのバランスが絶妙だ。
旭南高砂堂・塚本高代表取締役:
おいしいだけじゃなくて、かわいいのがこれからのお菓子のキーワードになっていると思うので、私たちも勉強していきたい。揺らしすぎると崩れたりするので、その辺は気を付けて、適度なところで揺らして楽しんでもらえればと思う
おいしさ、かわいさ、そしてボリュームも満点の「癒やし系スイーツ」。かわいい秋田犬を自宅に迎えてみてはいかがだろうか。
1日に作れる数に限りがあるため、運が良ければ店頭に並ぶこともあるが、電話で予約するのがおすすめだ。
※旭南高砂堂の「高」は「はしご高」
(秋田テレビ)