元石原軍団の舘ひろしさん(73)と歌手のMISIAさん(45)が、石川・輪島市の避難所でそれぞれ炊き出しを行い、温かい食事を振る舞った。
料理を手渡し、被災者と記念撮影も
手も凍えるような寒さの中、輪島市の避難所前にできた長い行列。
その先で腕を振るっていたのは、俳優の舘ひろしさんだ。
舘ひろしさん:
焼きそばは、ちょっと失敗したかもしれませんが…(笑)。元気食堂、オープンします!お待たせしました。
避難所を訪れた舘さんら約50人が振る舞ったのは、焼きそば、ハヤシライス、おでん、お汁粉。
舘さんは、自ら慣れた手つきで焼きそばを調理し、訪れた人に提供した。
寒さの中、3時間並んだという女性は「おいしいです」、「本当にやさしく、いろいろ話も聞いていただいて、ありがたいですね」と話した。
舘さんは2023年、映画の撮影で輪島市などを訪れたことから、その“恩返し”と、今回の支援活動を決めたという。
舘ひろしさん:
感謝の言葉をいただいたのですが、本当は僕の方が感謝したいという気持ちでした。
そして、同じ輪島市内にある町野町の避難所では、歌手のMISIAさんが炊き出しを行った。
ファンだという女性は「すごく大ファンだったので、来てくれて本当にうれしかったです」と声を震わせ、男性は「昔からファンで、まさかこんなところに来ていただけると思っていなかったので、すっごい感無量です」と話した。
MISIAさん:
現地の方と、何が今必要なのかということを私たちも学びながら、今後も関わり続けていきたいなと思っています。
今後は被災地で音楽フェスなどを開き、復興のサポートを続けていきたいということだ。
(「イット!」2月21日放送)
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