「世界のオザワ」と評された指揮者の小澤征爾さんが、心不全のため亡くなった。
88歳だった。
小澤さんは幼い頃からピアノを始め、桐朋学園で指揮を学んだ。
世界的な指揮者のカラヤンとバーンスタインに弟子入りし、アメリカのボストン交響楽団の音楽監督を29年にわたって務めるなど、世界的なオーケストラで長年活躍し、長野冬季オリンピックの開会式にも関わった。
2008年に文化勲章を、2011年に世界文化賞を受賞した。
小澤さんは6日、心不全のため東京都内の自宅で亡くなった。
世界的な指揮者の訃報とあって、AP通信など海外メディアも速報した。